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1945年(三六歳)
GMの研究が『会社という概念』に結実。GMを現代社会における代表的な機関として位置づけた。発売と同時にベストセラーとなり、フォード社の改革の教科書となった。組織原理の一つとして現在では当たり前になっている「分権化」を提唱。組織のマネジメントを研究する世界初の書となった。しかし学界からは、経済学と政治学の余興としか見られず、有力者に「その才能を、もっとちゃんとしたテーマに向けるよう祈る」と諭される始末だった。当時、企業の研究は、まだ学問分野として認められていなかった。1946年にフォード社の実権を握ったヘンリー・フォード二世は、同書のアイデアを導入し、倒産寸前に陥っていたフォードの再建に成功した。ゼネラル・エレクトリック(GE)社も1950年、ドラッカーをコンサルタントとして迎え、分権化に踏み切った。分権化の勢いはアメリカ全土に広まり、1980年までに、フォーチュン500社の75〜80パーセントが大規模な分権化を実施した。日本では、トヨタ自動車が1950年代に取り入れ、「責任ある労働者」に品質の高い仕事をさせる基礎を築いた。
同年、第二次世界大戦終焉。
1944年
カール・ポランニー 『大転換』 を発表。シュンペーター 『資本主義・社会主義・民主主義』発表。
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